令和6年11月
11月は秋と冬の境目。旧暦では霜月と呼びますが、北海道地方では早いところで10月上旬から霜が降りてしまいます。本州ではまだまだ寒い日は少なく、屋外でも活動しやすい月ですね。
話は変わり、新型コロナウィルスの流行によって、皆さんもこれまで以上に換気への意識が強くなったと思います。しかし、換気はウィルス対策だけでなく、他にもさまざまなメリットがある行動なのです。本日はそんな換気のメリットを、皆さんに紹介してみたいと思います。換気によるメリットには、大きく2つのものがあります。ひとつは、新鮮な空気を取り入れることによる「リフレッシュ効果」です。換気は室内にこもった古い空気や不快な臭いを外に追い出し、新しい空気を導入することができます。空気が新しいと心と体をリフレッシュさせることができるので、ストレスの軽減や頭のモヤモヤをすっきりさせるような効果を得られるのです。特に現代の気密性の高い建物では、意外なほど空気がこもりやすくなるため、換気による空気の入れ替えは大きなメリットになります。2つ目は、健康面へのメリットです。
換気はコロナウィルスだけでなく、ハウスダストやインフルエンザウィルスなどを室内から排出し、衛生的な空気に入れ替える役割を持ちます。締め切ったままの空間には埃やアレルゲンなどが溜まるため、日々の呼吸から体の中に取り込んでしまう確率が高くなるでしょう。それはさまざまな健康被害を引き起こし、アレルギーや風邪の原因になることもあるのです。また、冬場に換気を怠ると結露が発生し、カビやダニの発生を促すことにもなります。当然カビやダニも私たちの健康を害する原因になるため、ますます健康への被害が大きくなるでしょう。こういったリスクは、換気という簡単な行動で抑制できます。換気をこまめに行うことは、健康にも良い影響を与えることになるのです。換気をする際には、「2箇所の窓やドアを対角線で開ける」ことや「湿気を逃すために湿度の低い12~16時くらいに行う」ことを意識することで、より高い効果を得ることができます。5〜10分程度の換気だけでも、1日に数回実施することで、室内の空気を新鮮なものに入れ替えていくことが可能なのです。換気にはさまざまなメリットがあるため、ぜひこの機会に習慣化を意識してみましょう。
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