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令和6年4月

4月に入りました。4月といえば、お花見ですよね。お花見が一般庶民にまで浸透していった背景には、なんと政治的な意図があったそうなのです。江戸時代、徳川八代将軍の吉宗は、「享保の改革」の一環として、桜の植樹を推進。その狙いは、治安と治水対策、そして、世の中や幕府に対する不満を持つ人々に、お花見を楽しむことでガス抜きをさせるという目的があったそうなのです。さらに、冬場の霜などで緩んだ土手。そのまま梅雨の時期を迎えようものなら、決壊のおそれが。しかし、土手に桜を植えておけば、春のうちに花見客によって地面が踏み固められ、決壊を防ぎやすくなる、という防災上の意図も込められていたそうです。江戸城を囲む城壁だった“お堀沿い”をはじめ、全国各地で水辺や川辺の土手が桜の名所であることにも、ちゃんと理由があったのです。たかが桜、されど桜……ここにもさまざまなストーリーが隠されていたのですね。

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